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December 18, 2005

『勝手にしやがれ』

B00006F1UY勝手にしやがれ
ジャン・ポール・ベルモンド ジャン・リュック・ゴダール ジーン・セバーグ

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原題:A BOUT DE SOUFFLE BREATHLESS
   (1959年 フランス)
監督:ジャン=リュック・ゴダール Jean-Luc Godard
監修:クロード・シャブロル Claude Chabrol
製作:ジョルジュ・ドゥ・ボールガール Georges de Beauregard
原案:フランソワ・トリュフォー Francois Truffaut
脚本:ジャン=リュック・ゴダール Jean-Luc Godard
台詞:ジャン=リュック・ゴダール Jean-Luc Godard
撮影:ラウール・クタール Raoul Coutard
音楽:マルシャル・ソラル Martial Solal 
出演:ジャン=ポール・ベルモンド Jean-Paul Belmondo
ジーン・セバーグ Jean Seberg
ダニエル・ブーランジェ Daniel Boulanger
ジャン=ピエール・メルヴィル Jean-Pierre Melville
ジャン=リュック・ゴダール Jean-Luc Godard
時間:95分

ジャン・リュック・ゴダール監督の長編デビュー作にして映画史上に輝く革命的傑作。警官殺しの小悪党(ジャン・ポール・ベルモンド)が、パリにやってきた米国娘(ジーン・セバーグ)に惚れるが裏切られ、路上で警察に射殺される。要約すればこれだけの話を、イタリアン・ネオレアリズモにならって撮影所ではなく、部屋や街路で昼夜かまわずルポルタージュのごとく、手持ちカメラで2人の軌跡を活写。その即興的演出、ジャンプ・カット中心の編集は追随者を次々と生んだ。

★★★★(8点)

ゴダールは分かりにくいとよく言われますが、この作品を見た限りでは、むしろ分かりやすいと思いました。ストーリーとか単純ですし。
この作品の魅力は、やはりミシェルのキャラでしょうね。帽子をかぶって、咥えタバコで、サングラスして歩いているだけで、かっこいいのです。
台詞もいいですね。哲学的というより、文学的な感じが僕はしました。文学的に捉えれば、そう難しい台詞はないです。「傷心は妥協だ」「ミシェルを愛しているか試すために、裏切った」――彼らが深刻にならずに、こういう台詞をポロリと出す。ミシェルはいわゆる「バカ」だとしても、とても頭のいい「バカ」なのですね。僕はバカな「秀才」より、頭のいい「バカ」になりたいです。
絵的に美しいシーンがたくさんあるので、感覚的に観るべき映画でしょう。

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Comments

TBさせていただいきました。
わたしもできることならミシェルのような生き方をしたいものだなと思います。ごちゃごちゃ考えず、飛ぶ時は飛べ。まわりに流されそうになったら勝手にしやがれと、自分を生きたいなと思います。とはいえ、これはとても難しいことではありますが。
おもしろそうな映画をたくさん観ていらっしゃるようなので、また遊びにきたいと思います。ではお邪魔しました。

Posted by: んごり | December 19, 2005 07:27 PM

コメント&TBありがとうございます。返事が遅れてすみません。
僕はミシェルと対照的な人間なので、よけい彼がかっこよく見えるのでしょうね。僕も「勝手にしやがれ!」と言って自由になりたいです。

>おもしろそうな映画をたくさん観ていらっしゃるようなので、

いえいえそんな。映画を真剣に見始めたのは、ごく最近なので、映画ファンとしてはまだまだひよっこだと自分は思っています。しかし当分映画ファンを続けるつもりです。
ではまたお気軽にいらしてください。

Posted by: ジュナ丸 | December 20, 2005 11:23 PM

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