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December 07, 2005

『去年マリエンバートで』

B00008PTD3去年マリエンバートで〈デジタル・ニューマスター版〉
アラン・レネ サシャ・ヴィエルニー アラン・ロブ=グリエ

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原題:L' ANNEE DERNIERE A MARIENBAD
(1960年 イタリア、フランス)
監督:アラン・レネ Alain Resnais
製作:ピエール・クーロー
レイモン・フロマン
脚本:アラン・ロブ=グリエ Alain Robbe-Grillet
撮影:サッシャ・ヴィエルニ Sacha Vierny
音楽:フランシス・セイリグ 
出演:デルフィーヌ・セイリグ Delphine Seyrig
ジョルジュ・アルベルタッツィ
サッシャ・ピトエフ Sacha Pitoeff
時間:94分

バロック調の豪華城館に、ひとりの男が迷い込む。城内では社交界のゲストが集うパーティーが催されており、男はそこでひとりの女を見つける。「去年マリエンバートで僕たちは出会った」と女に声をかける男だが、女にその記憶はない。だが男に迫られるうち、女は過去と現在の境を見失い、その記憶は曖昧なものになっていく…。

★★★★(8点)

アラン・ロブ=グリエは作家としてちょー有名ですね。読んだことありませんが(滝汗)。
これはなかなか独特の映画で、とても良かったです。ぶっちゃけ男が女に「思い出してくれ」と囁きつづけるというだけの話なのですが、それで一時間半見せてしまう。
観終わってからも、様々な解釈の余地が残されている。本当に去年そういう約束を彼らがしたのかもしれないし、めちゃくちゃ手の込んだナンパの方法なのかもしれないし、男の頭がおかしいのかもしれない。もしくは男か女かどちらか(両方?)が死んでいて、幽霊になって現われたのかもしれない。
(僕は手の込んだナンパ説を採ります)
カメラが写しているのが、現実なのか記憶のシーンなのか、今なのか去年なのか、それを混乱させるのも、製作者側のたくらみだと思います。
催眠術っぽい映画です。

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