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November 19, 2005

『ダイヤルMを廻せ!』

B0002QXZIQダイヤルMを廻せ ! 特別版
レイ・ミランド アルフレッド・ヒッチコック グレース・ケリー

ワーナー・ホーム・ビデオ 2004-10-15
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を観た。

若く美しい妻マーゴ(グレース・ケリー)の不倫を知った夫のトニー(レイ・ミランド)は彼女を殺害しようと企む。トニーがマーゴの不倫相手マーク(ロバート・カミングス)とパーティに出かけ、その間に悪党レズゲートに妻を殺させようとする。

ヒッチコックの作品は、『サイコ』『めまい』『ロープ』『裏窓』『鳥』を観ている。実を言うとヒッチコックはあまり好きではない。
ヒッチコックは計算しつくして画を撮っていると思う。静的で、技術が勝っている感じがする……余剰(アマリ)がないという感じがする。あの時代のアメリカ俳優の演技の仕方が嫌いなのかもしれない。「洒落た紳士淑女」みたいな。
もちろん動的な部分もある。たとえばこの映画の殺人のシーン。しかしこのシーンも計算づくで撮ってある。それがわかる。そういうところがヒッチコックの偉大なところであり、僕がうむむとなるところなのだろう。「上品」といったらいいかな。
といっても僕は映画のことは何にも知らないから、墓穴を掘らないよう、これ以上余計なことは言わないことにする。映画を鑑賞する目ができて、きちんと見直したら、ヒッチコックも好きになるかもしれない。
とそういう部分で、感性的に僕と会わない部分はあったが、この作品もなかなかおもしろかった。
ミステリ用語で言えば、一種の倒叙ものといえるが、ひねりがきいていておもしろい。決め手となるものも、盲点をついていてよかった。ミステリ的には一級品だと思う。

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