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November 29, 2005

「活字人間の映像仕事」

「伏線がさりげなくない(別のことを指示しているように見える伏線がラスト近くで二重の意味を持ってくるようなものだと、すんなり通る)」

さりげない伏線は別にいいんじゃないかと思われるが……。
映像作品の場合は、再見して確認しにくいからだろうか。

「トリックのためのトリックに見える(一般の視聴者から見ると、なんでそんな無理なことをわざわざするの、と思われてしまう)」

同意。どれほど面白いトリックでも不自然であってはならないと思う。事件は裏側から見て、筋が通ったものでなければならない。

「容疑が振りまけない(推理の筋道が一本しかない)」

「推理の筋道が一本しかない」ことは問題ではない。優れた本格ミステリは、推理の筋道が一本でなければならない。(より適切に言うと、少なくとも一本は正しい推理の筋道がなければならない。)問題は、その筋道をいかに巧妙に隠すかということにある。
だからこれは言葉の使い方が不注意なのではないかと思われる(失礼)。たぶん「ミスディレクション」や「レッドへリング」のことを言ってあるのだろう。

「専門的すぎる知識が使われている」
犯人当てなら、専門的すぎる知識はあらかじめ分かりやすく説明しておかなければならない、とよく言われる。だがそこまでこだわる必要はないと僕は思う。要は、分かりやすく説明できるかどうかでしょう。

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