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November 07, 2005

天樹征丸氏のクリエイター論について思うこと

偏った見方だと思った。
「素直に楽しめ」とは僕にとって「馬鹿になれ」と言われていることと一緒のように思う。僕ができるのは、面白いと感じるものを面白いと感じること、つまらないと感じるものをつまらないと感じることだけだ。「素直」であれば、「楽しめ」ないこともあるのだ。
「欠点を探すほうが簡単」? んなわけあるかい。欠点を取り上げ、それを真摯に論じることは、利点を取り上げてそうするのと同等に難しいことだ。
そもそもクリエイターになろうとする人間に、愛がないわけがない。小説家になろうとする人間は、小説に対する愛がある。絵描きには絵に対する愛が。それをいまさら「楽しめ」とは。
「過去に経験した面白さを、分析して、自分の作品に生かす」と仰る。しかしそんなことを意識してやっているようではコピーにしかならないのでは? 僕はもっと作品の創造性を信じたいし、クリエイターの感性を信じたい。
「面白い作品ほど突っ込みどころ満載」「面白い本格ミステリほど穴だらけ」などという言葉もあるが、本当にそうですか?

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