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August 13, 2005

「推理の構造分析」を実際の作品をサンプルにやっているのだが、これがなかなか難しい。頭が痛くなる。
問題となっているのは、推理の正しさではなく、手がかりが真か偽かというところだけなので、手がかりを見つけたら、それが偽の手がかりだった場合を考える。そこから矛盾を導いて、手がかりは本物ということを示していく。この手続きをいろんな作品に対して試してみることで、偽の手がかりと考えられるものは非常に少ない、ということを最終的に示してみせるのが、僕の目的。
これを示すことができれば、「偽の手がかり問題」に怯えていた人たちも恐れから解放されるのではないだろうか。ミステリの根底に横たわる不安を解消できると思う。

……僕の不安は、この計画が失敗するのではないかということ、つまりミステリの無底性をみずから証明してしまうことになるのではないかということ。

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