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July 25, 2005

今、

478280136X論理トレーニング101題
野矢 茂樹

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をやってます。第4章の練習問題をやっているところ。
チョー分かりやすいのでチョーお勧めです。

ミステリの推理について、ある程度結論を出してしまいたいので、論理学をすこし勉強しようかなと思います。
ミステリの推理が論理学的なものかどうかは別としても、ひとつのアプローチの仕方として、論理学を基に考えてみるのはありだろうと思うので。

この本にも、ミステリが例文にとられています。久生十蘭の『顎十郎捕物帳』のとドイルのホームズ譚の推理がとりあげられています。
ミステリの推理に対しても、論理学的なアプローチは可能なのですね。

で、興味深いのが、推理の方法が、「演繹」と「推測」の2種類ある、とされているところです。この2つの内容は、MAQ氏SAKATAM氏の「解明」と「解釈」、僕の「演繹」と「直観」に、かなり似ています。論理学の領域でも、こういう捉え方をされている。これはかなり驚きというか、自説に自信を持てました。

「演繹」と「推測」の説明を引用します。

演繹:根拠とされる主張を認めたならば結論も必ず認めねばならないような決定的な力を期待されている導出。

推測:あることがらを証拠として、それをもとにそのことがらをうまく説明してくれるような仮説を形成するタイプの導出。

ね、ね! まんま同じでしょう?
「解明/解釈」「演繹/推測」とおんなじですよ。
これはもっと一般的な推理について語ってあるわけですが、もうミステリのことだとしか考えられない。ミステリ的に解釈すれば、所与のデータ(手がかり)Pから「真相」Qを推理するときに、
P→Qというふうに演繹的に推理すれば、「演繹」
P←Qとなるような仮説Qを模索すれば、「推測」
なわけですよ。
「演繹」を「ボトムアップ」、「推測」を「トップダウン」と表現したものを、ミステリ系サイトで見たことがあります。この表現も同じことを表しているのだと思います。

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