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June 21, 2005

東野圭吾『ある閉ざされた雪の山荘で』

4061859099ある閉ざされた雪の山荘で
東野 圭吾

講談社 1996-01
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ある閉ざされた雪の山荘で
東野 圭吾 / 東野 圭吾〔著〕
講談社 (1996.1)
通常2~3日以内に発送します。

を読んだ。
プレ競作でとりくんでいるミステリと似ていたので、その資料として読んだのだが、予想以上に面白かった。
僕の苦手な奇抜な設定だったので、最初は作品世界に入り込みにくかった。俳優たちが山荘で即興芝居として殺人劇を演じろと命じられるのだが、そんな奇妙な命令に素直に従うのにも納得できなかったし、殺人かもしれないと疑いだしたとき外部と連絡を取らないのも不自然だと思った(いいわけはあるけれど)。僕は論理の細かい矛盾よりも人間性の矛盾が気にかかるので。
しかし最後まで読んで、手がかりや伏線に感心する部分が多く、非常に感心しました。あのトリックのために、あれをああしたり、そこをそうしたりするのが、読者に対する手がかりの提示の仕方として秀逸で、本格ミステリとして技術点が高い。
好みが別れる作品かもしれませんが、僕は好きです。

「ですます調」と「だである調」が混在しているのはわざとです。

アマゾンとbk1の両方にリンクを貼りたいのだけれど、画像が並んで見栄えがよくない。でもテキストリンクだと表紙が見えないしなあ。

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